こんにちは!歯科医師の竹中です。
いよいよ令和元年スタート
新しい年の幕開けってかんじで日本中が盛り上がっていますね!!
私もとってもワクワクします♪
さて今日はスウェーデンでの予防歯科事情についてお話ししたいと思います。
突然ですが、こちらのグラフ何のグラフかわかりますか!?
こちらのグラフは年代ごとに現存する歯の本数を、日本とスウェーデンで比較したものになります。
40歳代では日本がやや優勢ですが、50歳代で逆転し、80歳代では大差。
80歳代の日本人は、平均で13本しか歯が残っていません。
スウェーデンでは21本で、その差はなんと約8本!!
どうして日本とスウェーデンそのような差が生まれてしまったのでしょうか?
私の友人にスウェーデンに数年住んでいて、帰国した友人がいるのですが彼女に先日、スウェーデンでの歯医者の秘密についてこっそり教えてもらいました♪
→子供に対してどうしていくとよいか、私がスウェーデンの歯医者で言われた事をご参考までに。
1.砂糖が含まれるお菓子やジュースは、土曜など週一のきまった時間に限る。この習慣が強い歯を作る。
2.飲み物は、水か牛乳。特に水にはフッ素が含まれるので推奨される。
(スウェーデンの水道水にはフッ素が入っていますが、日本の水道水にはフッ素は入っていません。)
3.お菓子やジュースをとったあと、すぐに歯磨きをする。
4.仕上げ磨きをする。
5. だらだら食べない。
歯磨きも大事ですが、小さい頃から甘いものをだらだら食べない食習慣が大事だと言えそうです。
大人の方も歯医者での定期的なメインテナンスで、スウェーデンのように高齢になってもしっかり自分の歯でご飯が食べられるようになると思いますよ。
① 家庭での歯磨き
② 甘いものをだらだら食べない食生活
③ 定期的なメインテナンス
令和元年からの新習慣、ぜひスウェーデンでの予防歯科を真似してみてはいかがでしょうか?