寒い日が続いていますが、体調崩されていませんか?
インフルエンザも流行っていますので、引き続き、手洗い・うがいを徹底しましょう!
当院の年末年始の診療時間は以下の通りとなっております。
・12/30,31:午前のみ診療
・1/1,2 :休診
・1/3,4 :午前のみ診療
(1/5〜通常通り診療)
急なお口のトラブルでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい
2019.12.30更新
寒い日が続いていますが、体調崩されていませんか?
インフルエンザも流行っていますので、引き続き、手洗い・うがいを徹底しましょう!
当院の年末年始の診療時間は以下の通りとなっております。
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・1/1,2 :休診
・1/3,4 :午前のみ診療
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投稿者:
2019.12.15更新
[日本人の国民病]とも呼ばれるようになった糖尿病。その数は予備軍まで含めると2000万人を超え、40歳以上の4人に1人が発症、もしくはその疑いがあると言われています。
〜どんな病気?〜
糖尿病とは、血液中の糖の量を調節するインスリンの分泌や働きが悪くなり、血糖値が高い状態のままになってしまう病気です。症状を放置すると、神経や腎臓、目に障害が起きたり、動脈硬化による心筋梗塞などにつながります。そのため、患者さんは血糖値のコントロールが欠かせません。
〜歯周病治療で血糖値が改善〜
歯周病を治療することによって、血糖コントロールの指標となるHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値※
が、改善されたという報告が複数挙がっています。なかには重度歯周病を治療することで、その値を最大1%ほど改善できるという内容も。
HbA1cが1%改善すると壊疽(えそ:体の組織が腐ってしまうこと)による手足の切断を40%以上、心筋梗塞や脳卒中は10%強を予防できるそうです。
〜口の中から糖尿病が診断できる⁉︎〜
糖尿病患者の特徴の1つに歯の喪失が多いことが挙げられます。そこでコロンビア大学では、まだ糖尿病と診断されていない患者を対象に口腔内の状況から糖尿病をスクリーニングする試みが行われました。結果、①喪失歯が4本以上ある②歯周病ポケットの26%以上が5㎜以上という診断に。さらにHbA1cが5.7%以上あれば確率が92%まで上昇するという報告がもたらされています。
※HbA1c判定の目安
5.6%未満…正常
5.6〜5.9%…要注意
6.0〜6.4%…糖尿病が否定できない
6.5%以上…糖尿病
当医院では、歯周病認定医が在籍しており、歯周病に力を入れております
病は口から。。お口の中の健康が全身の健康に繋がるのですね!
投稿者:
2019.11.15更新
こんにちわ。歯科助手の加藤です
最近、とても寒くなってきましたね。
無意識に歯を食いしばってしまうことも多いのでは ないでしょうか。
今回は、歯ぎしりと食いしばりについてお話したいと思います。
歯ぎしりとは上下の歯をギリギリと擦り合わせてしまう状態のことで、寝てるときにしてしまうことが多いです。
食いしばりとは上下の歯で強く噛みしめている状態で、集中しているときに起こりやすいです。
どちらも無意識にしているケースがほとんどで誰かに指摘されないと自分では気づかないこともあるのではないでしょうか。
歯ぎしりすると
・歯がすり減ってしまう
・顎関節症の原因
・肩こりや頭痛の原因
・知覚過敏になりやすい
・歯周病の悪化
一例ですが、このような危険があります!
お子様の歯ぎしるが気になる方もいらっしゃると思いますが
小児の歯ぎしりは
咬み合わせやストレスが原因です。
ただし、
・睡眠不足
・不規則な生活習慣
・騒音のある部屋で寝ているため眠りが浅い
などで、より悪化する要因となりますので気を付けてください!
大人の方は寝るときに装着するマウスピースを作ることによって 歯や顎を守ることもできます。
普段からなるべく食いしばらないよう意識することも、とても大事です。
マウスピースは当院でもお作りできますのでお気軽にご相談くださいね
投稿者:
2019.11.01更新
こんにちは歯科衛生士の滝澤です。
今回は、「口臭と歯周病」についてご説明したいと思います。
口臭の原因として次の4つが考えられます。
1.口腔(お口の中)が原因
2.生理的なもの
3.病的なもの
4.食餌性によるもの
1.口腔(お口の中)が原因
口臭はほとんどが口の中の病気が原因で、一番考えられるのは歯周病です。過去の研究でも歯周病と口臭には高い関わりがあることが知られています。
歯周病で歯周ポケットができるとこれは細菌の格好の住みかになり細菌の中でも嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生します。これが悪臭のもとになります。
また、虫歯で空洞ができ、食べ物が入り腐敗して、悪臭を放すこともありますし、歯磨き不良により、歯垢や食物残渣によるものや舌苔がついている場合も口臭がおきます。
また唾液が少ないのも原因です。
2.生理的なもの
朝起床時や空腹時、女性の場合月経時やその前後ホルモンバランスの不調、緊張時に口臭を感じるときがあります。生理的口臭には日内変動がみられ、ゼロ(無臭)になるということはありません。
私たち人間は生きている限り、毎日食事をし、口の中ではさまざまな代謝が行われているので、無臭でいることはありえません。
3.病的なもの
鼻疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、糖尿病、肝臓病など全身の病気やストレスで起こる口臭もあります。
4.食餌性によるもの
ニンニク、ニラなど臭いの強いものを食べたり、アルコールや喫煙によりいったん体内に取り込まれ臭いの元になる成分が胃の中で消化され血液を介して全身に循環し肺を経由して吐き出されることによる口臭があります。
あまり神経質になる必要はなく、他人を不快にさせるような強いにおいがでないように気をつければいいと思います。
その他 心因性口臭もあります。口臭を気にするあまり実際には臭わないのに口臭があると思い込み悩んでしまう場合があります。
以上のことから問題となるのは、病気によって発生する口臭です。
そのなかでも口の中の原因が口臭全体の90%以上を占めています。口臭が気になったら、まずは歯科医院で相談されることをお勧めします。
投稿者:
2019.10.15更新
朝晩は冷え込み、乾燥が気になる季節になってきましたね
お肌がクリーム等で潤うと気持ちの良いものですよね。
お口の中も同じです。
パサパサしてつらいときには、口腔保湿剤を使用してみてはいかがでしょうか?
口腔保湿剤には主に、ジェル、スプレー、うがい液の3タイプがあります。
それぞれの特徴については基礎化粧品に例えると分かりやすいかもしれません。
ジェルタイプはいわば保湿クリーム。スーッと伸びてお口の潤いを保ちます。
スプレーやうがい液は化粧水のイメージ。水分がたっぷり含まれているので、瞬時に潤いを感じることができます。
保湿力が高いのはジェルタイプ!お口がパサパサしてお困りなら、まずはジェルタイプを使って潤いを実感してみてください。
一番肝心なのは、塗る前にお口の中に水分を与えておくことです。
ジェルを塗る前には、うがいをしたり、お水を飲んでお口全体を潤しておくことで、ジェルが粘膜に馴染みやすく、使用感がアップします!
当院にも口腔保湿剤をご用意しておりますので、お気軽にご相談ください。
参考文献:nico(クインテッセンス出版)
投稿者:
2019.09.15更新
あめやガムに含まれ、スーパーマーケットなどでよく目にするキシリトール。
歯にいいって聞くけど、なぜ歯にいいのでしょうか?
まず、キシリトールは天然の甘味料です。
シラカバやカシの木からとれる成分が原料で、おもにフィンランドで生産されています。私たちがよく食べる、いちごやほうれん草にも含まれるそう。
どのくらい甘いのか、ショ糖(砂糖の主成分)と比較してみた図がこちらです。
なんとショ糖と同じ甘さ! 他の甘味料と比べると、一目瞭然ですね。
こんな甘い素材が、なぜ歯にいいのかというと…
キシリトールには、ミュータンス菌を弱らせる力があるから!
むし歯の原因のひとつは、お口の中のミュータンス菌です。キシリトールはこのミュータンス菌に直接作用! むし歯の原因そのものを弱らせるのです。
むし歯を予防するには、歯ブラシなどの道具で細菌を取り除くことが基本。そこにキシリトールをプラスすれば、さらなる予防効果が期待できますね♪
悪玉ミュータンス菌がキシリトールを食べると……?
キシリトールはミュータンス菌に直接働きかけることができると学びました。では、具体的にどう働きかけるのか見ていきましょう!
そもそも、ミュータンス菌には悪玉ミュータンス菌とむし歯の原因になりにくい善玉ミュータンス菌がいます。
問題なのはもちろん、悪玉のほう!
悪玉ミュータンス菌は「糖分」を菌体内に取り入れて代謝し、「酸」や「不溶性グルカン」をつくりだします。
人間がご飯を食べて、オシッコやウンチを出すのと同じですね。
ここでうみだされた酸が歯を溶かし、ネバネバの不溶性グルカンに細菌が集まってプラークがつくられる。このプラークにまた悪玉ミュータンス菌が住み、酸を出していく……。これが、むし歯のはじまりです。
では、悪玉ミュータンス菌がエサにするのが、糖分ではなく「キシリトール」だった場合はどうなるのでしょうか?
悪玉ミュータンス菌は、糖分と分子構造が似たキシリトールも菌体内に取りこみます。
しかし、ここで問題発生。
悪玉ミュータンス菌がキシリトールを食べても消化できないのです!
人間が自分の身体に合わないものを食べたとき、消化できずに吐き出してしまうのと同じですね。消化できないので、もちろんエネルギーに変えることもできません。
人間であれば、身体に合わないものを食べてしまった後、その食べ物を口にしないよう気をつけますよね。しかし、悪玉ミュータンス菌は違います。「キシリトールを消化できないこと」を忘れて、またキシリトールを取り込んでしまうのです!
しかし、当然ですが消化できないのでまた吐き出されます。もちろんエネルギーも生み出せません。つまり、キシリトールを摂っても酸は出ない!
そしてキシリトールを取りれても取り入れてもエネルギーを生み出せない悪玉ミュータンス菌。消化しようとすることでエネルギーを消費する一方、まったくエネルギーを生産できないためどんどん弱っていきます。
弱った悪玉ミュータンス菌は簡単に歯ブラシで落とせるので、どんどんお口の中からいなくなっていき、空いた場所には善玉ミュータンス菌がやってきます。
キシリトールを取り続けて数ヶ月で、お口の中は善玉ミュータンス菌が優勢に!
善玉ミュータンス菌は、ネバネバした不溶性グルカンをほとんど出しません。なので、プラークの質もサラサラしたものに変化。セルフケアしやすいお口になるのです。
キシリトールを選ぶ前におさえておきたい2つのポイント
摂り続けると、お口の中の悪玉ミュータンス菌を弱め、善玉ミュータンス菌を優勢にすることができるキシリトール。 ガムやアメ、チョコレートなどたくさんの関連商品がありますが、“キシリトール”と書かれていれば何でもよいというわけではないんです。
ポイント①
甘味料の100%を占めている
キシリトールは、1日の合計量として5-10g摂るとむし歯予防に効果的だとわかっています。製品によって濃度は様々ですが、濃度が高ければ高いほど効率的に摂取できる ということですね。
1番良いのは、もちろん甘味料の100%がキシリトールのもの。最低でも50%は必要です。濃度が表示されていない場合は、栄養成分を確認し「炭水化物とキシリトールの分量が限りなく近い」 ものを選びましょう。(濃度の計算式:キシリトール÷炭水化物×100)
ポイント②
糖類はゼロを!
もしキシリトール以外の甘味料も含まれる場合は、むし歯の原因となる糖類はもちろんゼロなものを選びましょう。「酸をつくりにくいもの」(ソルビトール、マルチトール、マンニトールなど)だと安心です。
キシリトールの本場であるフィンランドの歯科医師会も、キシリトール製品の推薦条件として「濃度」「酸をつくりにくいもの」を掲げています。成分は各製品のパッケージなどに書かれています。今後選ぶ際の参考にしてみてくださいね!
tuft clubより引用
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2019.09.01更新
こんにちは。歯科助手の水谷です
皆様、歯科検診は受けていますか?
受けた方がいいとわかっていても、時間がなかったり、面倒くさかったりと、なかなか行かれない方が多いと思います。
今回はそんな歯科検診について少しお話したいと思います。
検診では、虫歯や歯周病のチェックはもちろんですが、歯垢の染め出しチェックも行います。
これは、歯垢を目に見えて分かるように染め出して、どんな場所に歯垢が付きやすいのか確認します。
歯垢は虫歯や歯周病の原因ですが、これによって自身の歯磨きで磨けていないところが分かるようになるのです。
そこで、歯磨きのブラッシングを指導してもらい、そして取り切れなかった歯垢は検診で取ってもらいましょう。
そのままにしておくと、痛くて神経を取る治療をしなくちゃいけなくなる歯も、検診を受けていたら早期発見できて、虫歯を削って詰め物や被せ物するだけですむかもしれないです。
歯と歯ぐきの間に歯垢や歯石が溜まって歯周病になってしまって、抜かないといけなくなってしまう歯が、検診を受けていたら早めに治療をして、抜かずに済んだら美味しくご飯が食べれます。
検診を受けて損することはありません。未然に防げることは未然に防ぎましょう!
投稿者:
2019.08.01更新
やっと梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。
皆さん熱中症対策はしていますか?
暑い時期こそ大事なのは水分を取ることです。
水は、私たち人間の体の半分以上(60%~70%)を占めています。
つまり、1日に、2リットル前後の水を飲まなければなりません。
水分を取らないと、めまいや吐き気、食欲減退などの症状が現れるそうです。
一概に水分というと様々な物を思い浮かべると思います。
ですが、ここでいう水分は『水』です。
1番要注意なのはコーラです。
また清涼飲料水や果物などのジュースも禁物です。
一見体に良さそうなスポーツドリンクも、実はかなりの砂糖が入っており、歯にはとても悪い飲み物のひとつです。
暑い時期こそ、正しく水分をとって、楽しい夏を過ごしましょうね
投稿者:
2019.07.15更新
ブログをご覧くださり、ありがとうござます。
歯科衛生士の伊藤です。
酸によって歯が溶ける病気のことを酸蝕症といいます。
最近は健康志向で酸を含む飲食物が増えたため生活習慣病としての酸蝕症が注目されています。
酸性、アルカリ性をあらわす単位にPH(ペーハー)というものがあります。
PH7が中性で7より大きくなるほどアルカリ性が強く、小さくなるほど酸性がつよいというわけです。
歯が酸により溶け出すのはPH5.5です。これを臨界PHと言います。この値より酸が強くなると歯が溶け始めます。
しかし、酸をとるのをやめると唾液の中和作用によって再石灰化を起こして再び固まり元に戻ります。
実際にはどのような値かというと、たとえばコーラのPHは約2.2でした。
これらは歯を溶かすために充分な値です。しかし、普通に飲む分には短時間なので、ごく少量しか溶けません。また再石灰化するので心配はありません。
問題となるのは、長時間とり続けた場合です。1日中、酸の食品を飲み続けたり食べ続けたりすると、大量に歯が溶けてしまい、さらに再石灰化する暇もなくなってしまいます。
さらに食品中に糖分が大量に含まれていると、虫歯菌も活動して酸をだすので、歯はたいへん大きなダメージを受けてしまいます。
また、唾液の分泌の少ない人も中和されるのに時間がかかり酸蝕が進行しやすいといえます。
通常、このような酸性のものを食べても、30分から1時間位で唾液により中和され口の中は中性になります。
食後にすぐ行えることとしては、3分以内の水うがいも1つの有効な方法といえます。
しばらくして唾液により中和され、口の中が中性になりましたら、歯磨きをしましょう。
酸性のつよい食品を食べた直後は、歯の表面のエナメル質がやわらかくなっています。
再石灰化がおこる前に激しく歯磨きをするとやわらかくなったエナメル質を削ってしまう危険性があります。
食後はまず水でうがいをし、唾液によって口の中のPHが中性に戻ったころ(食後30分後くらい)に適圧で歯磨きしましょう。
気になられた方は、一度、検診でご相談くださいね☆
投稿者:
2019.07.01更新
こんにちは。歯科助手の加藤です
最近は、暑くなってきましたので熱中症等気をつけてくださいね。
さて、今回は治療途中の歯についてお話ししたいと思います。
・歯医者に通っていたけど途中で行くのをやめてしまった
・治療が途中なのに、痛みがなくなったから通わなくなってしまった
・行くのを忘れてしまって行きづらくなった
等、こんな経験ありませんか??
実はこれ、とっても危険です!
自己判断で治療を中断してしまうと治療のやり直しが必要になったり、治療費用や期間が余計かかってしまう場合があります。
例えば、、
★歯周病治療を中断すると★
再度治療のため来院された時は以前よりも悪化していて歯を抜くことになるケースもあります。
★神経を取ったまま放置すると★
神経を抜いた歯は虫歯になりやすく、細菌感染も起こりやすいです。根っこの先端に膿が溜まり腫れ痛みの原因になります。
★仮歯のまま中断すると★
虫歯や臭いの原因、噛み合わせに影響することもあります。最悪の場合、神経を取らなければならなくなってしまうことも、、
★歯を抜いたまま放置すると★
両隣の歯が移動してしまったり、倒れてきてしまいます。
★被せ物を、入れずに放置すると★
歯が欠けたり、被せ物が合わずに再度作り直しになることもあります。
事情があってしばらく通院できない場合は、治療内容や、時間を考慮しますのでご連絡ください。
また、治した後のメンテナンスもとても大事ですので、また検診等もお待ちしております
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