こんにちは。歯科助手の水谷です
暖かい日が増えてきましたが、寒暖差がまだありますね。皆様体調にはお気をつけくださいね。
さて、唾液が少ないと虫歯になりやすいという話を聞いたことありませんか?今回はそれについてお話したいと思います。
まず唾液の効果ですが、3つご説明します。
1つ目は歯を再石灰化することです。「再石灰化」とは、歯の自己再生のことです。これにより初期の虫歯でしたら自然に治るということです。
2つ目は雑菌を分解することです。これにより、虫歯の原因となる雑菌が口の中に残らず消化され、結果的に虫歯を回避することができます。
3つ目は口の中を洗浄することです。雑菌は呼吸の際などに自然と口の中に溜まっていき、放置すると虫歯の原因になります。 唾液はそんな口の中に溜まった雑菌を、きれいに洗浄しかつ殺菌する効果も持っています。 これらの理由から、唾液が少なくなると虫歯に繋がり易くなるのです。
唾液が少ないと感じている方はまず、鼻呼吸を意識してみましょう。普段から口呼吸をしていると、当たり前ですが口が乾いている状態になってしまいます。
あとは食生活の乱れ、ストレス、睡眠不足、運動不足などが続くと自律神経が乱れ、唾液が減る原因になります。心当たりのある方は生活習慣を改善するようにしましょう。
唾液が少ないと、口内の病気の原因になってしまいます。 虫歯が頻繁に起こる方は、唾液にも注目し、少ない場合は対策を打ってみてはいかがでしょうか