こんばんは。歯科医師の前川です。
EBMという言葉をご存知でしょうか。
Evidence based medicine の略で日本語では、科学的根拠に基づいた医療となります。現在の日本を含め世界的に医療は全てEBMが基本となっています。
逆に言えばevidenceがない医療行為は行ってはいけないとされます。
evidenceにもレベルが高いものと低いものがあり、統計学的なevidenceほど信頼度が高く、最も低いものは専門家個人の意見とされています。
つまり著名な先生がこの治療法が良いと言っていたからと言って、その治療法をそのまま臨床に使うことは最もevidenceレベルが低いということです。
私は学会や講習会で聞く話を常に批判的に聞き、自分で論文等からevidenceを探し高いレベルのevidenceが得られれば臨床応用するように心がけています。
医療人としての成長はevidenceの収集にあると思います。
医療は日進月歩です。常に新しい知識を得ることは非常に重要です。数年前の治療でさえ現在では行っていないこともあります。
今後も最新の医療や知識を提供出来るよう努力したいと思います。
2019.01.15更新
EBMについて
投稿者:
2019.01.01更新
誤嚥性肺炎について
明けましておめでとうございます歯科助手の加藤です。本年も宜しくお願いします。
初詣は行かれましたか?日に日に寒くなってますので、暖かい格好でお出かけしてくださいね。
皆さん、誤嚥性肺炎という言葉を聞いたことはありますか?
私たちが物を飲み込むと普通は食道を通って胃に向かいますが、それが食道を通らずに気管に入りこんで肺に向かってしまうことを「誤嚥」と呼びます。
高齢になったり、全身状態が悪くなると、せき、呼吸が不安定、口周りの筋力の低下、など様々な原因から正常な飲み込みがしにくくなり、「誤嚥」が起こりやすくなります。
「誤嚥」が多くなるとよく肺炎を起こすようになり、これを「誤嚥性肺炎」と呼びます。
口腔ケアと言われると、まず虫歯や歯周病の予防を思い浮かべますよね。
しかし、もっと広く考えると飲んだり食べたり、話したりする機能を高めるということも大切な目的となります。
高齢になると、そういった機能が衰え「口がかわく」「口が粘つく」「口臭が気になる」「食事中むせたり食べ物が飲み込みにくい」など多くの問題をかかえるようになります。
そのため、口腔ケアを怠ると誤嚥性肺炎を起こしたり、それがきっかけで全身状態が悪化して入院生活になる恐れがあります。
お口の中を清潔に保つことが予防になるので、お時間あるとき歯科検診を受けることをオススメします
1月3日、4日は午前のみですが診療しております。
1月5日からは通常診療をしてますので、何かありましたらお電話ください
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