ドライマウスとは、唾液の出る量が少なくなり、お口の中が乾燥する状態です。
軽度な場合は、お口の中がネバネバし、口臭が出たり、通常は唾液で洗い流されているお口の中の細菌が増えて、虫歯や歯槽膿漏、歯周病のリスクが高くなったりします。
重度の場合、歯周病菌や虫歯菌が大量に増えるので、多くの虫歯が出来たり、歯槽膿漏、歯周病で歯がグラグラしてきて、抜けてしまったりしてしまいます。
原因としては、糖尿病や腎不全などの病気を介して起こることもあれば、口呼吸や食生活、ストレスや筋力の低下、さらには薬剤の副作用で起こることもあります。
なので、すぐに解決することは難しく、根本的な治療は時間がかかります。
強いて言えば、口呼吸は、歯並びの関係で上下の前歯が噛み合わなくて、口が開いてしまう場合がありますが、その場合、矯正治療を行って治すことができます。
また、唇などの筋力が弱くて口が開いてしまう場合は、お口の筋肉を鍛えることによって口呼吸を改善出来る場合があります。
キシリトールガムなどのシュガーレスガムを噛む事によって、唾液の出る量を増やす方法もありますが、以前のブログで口腔保湿ジェルを紹介してますので、そちらも使用してみるといいかと思います。